アイシグマキャピタルとは

プライベートエクイティ投資を核とする総合投資会社を目指して

当社は、総合商社 丸紅における金融事業の一翼を担う企業として、2000年9月に設立されました。総合商社は、旧来から資本参加を通した新規商流作り、新規事業への投資・育成を通した新規商流作りによって発展してきました。当社は、そういった総合商社としての丸紅のDNAを活かしつつ、部門横断的な組織として、企業への投資・育成・経営改善に関わるナレッジ・スキルを集約・結晶化させることにより、プライベートエクイティ投資を核とする総合投資会社を目指し、事業を拡大して参ります。

バイアウト投資については、2006年10月、丸紅投資金融部（当時）のバイアウト投資業務・プリンシパル投資業務の移管により、当社としての活動を本格化しております。丸紅は、アドバンテッジパートナーズ社との共同運営により、1997年にバイアウトファンドの組成を日本で初めて行いました。以来、国内における企業独立･成長支援投資のパイオニアとして、プライベートエクイティ市場の拡大と日本経済の活性化に貢献しております。長年の取組みを通じて培ってきた投資ノウハウと、総合商社の機能提供との融合により、投資先の企業価値向上に取り組んで参ります。

プライベートエクイティ投資のもう一つの柱となるベンチャー投資については、当社設立時より中核事業として取り組んできております。ベンチャー企業の成長加速のための最適な支援形態は、経済合理性に基づくオープンネットワークであるべきとの考え方のもと、丸紅の多肢に渡るリソースのみならず、外部リソースも含めた各状況における最適なリソースを組み合わせて、強力なバックアップを推し進めます。 また、ガバナンス（企業統治）という側面においても、こだわりをもってサポートさせていただきます。ガバナンスは、意思決定体制・コンプライアンス体制といった制度上の仕組みと捉えられがちですが、本来のガバナンスとは、企業を構成する個々の人に着眼し、企業を個人の有機的なつながりと見た場合に、もっとも有効に機能する方法について考えるものです。当社は、企業のオペレーションに必要な血流たる資金を拠出するだけでなく、その血流が体の隅々まで行き渡るように、サポートさせていただきます。